CPSシステム工法CPS System

CPSシステム工法とは?

通水型の圧力チューブを用いることにより、水の流れを止めることなく、管渠のピンポイント補修を行います。 常温硬化性樹脂を利用するためシンプルかつ経済的な工法であり、膨大なストックメンテナンスにも効果を発揮します。 計画的な保全対策から一時的な補修対応まであらゆる状況に適用できる総合メンテナンスシステムです。

CPSシステム工法(施工状況)
CPSシステム工法(補修確認)

CPSシステム工法の適用範囲

管種 鉄筋コンクリート管、陶管、硬質塩化ビニル管、鋼管、鋳鉄管
管径 φ150~2000mm
延長 30~100cm ※管径による

CWタイプの適用範囲

φ800mm以上の大口径(円形管)用に開発されたCWタイプにも対応しています。

CWタイプ
CPSシステム工法(CWタイプ)
管径 φ800~2000mm
補修幅 60~100cm

品質管理・施工プロセス

使用材料 常温硬化性樹脂を不織布に含浸させたものを使用します。
施工 ■巻付・挿入
チューブに材料を巻付けた後、カメラ画像(大口径は目視)で位置を確認しながら補修箇所まで挿入します。
■加圧・硬化
チューブを膨らませて、材料を既設管に密着させまま規定時間養生します。
■撤去・確認
管内の機材を撤去した後、補修箇所の確認をします。

自社開発した特許工法

CPSシステム工法は自社開発を行った工法であり、補修技術に関する特許を取得しています。 開発にあたり、部分補修プロセスに関して数多くのノウハウを保有しています。

・2007年8月
「加圧チューブとその製造方法」

・2007年10月
「管路内面の補修装置及び管路内面の補修工法」

管路施設の小規模修繕

多くの管更生工事が熱や光を利用して施工されるため、小型のボイラーや特殊な機械装置を用いて行われることになります。 その分、相応の車両スペースや施工時間が必要になり、限られた条件下では対応できないケースがあります。 CPSシステム工法は小規模、短時間、最小範囲の修繕が可能であり、管路施設の日常的な点検・修理手段として最適です。

下水道管の耐用年数は40~50年とされていますが、布設年数の浅い元気な管渠でも小さなケガはつきものです。 部分補修工法は「出来るだけ長く大切に使う」ために必要な技術となります。

塗布型補修・防食工法のご紹介

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建設技術審査証明(CP工法)