クリスタル技術工法Crystal Technology
クリスタル技術工法とは?
水中・湿潤施工が可能で下水道施設全般(処理場・管渠・人孔)の補修に適用できます。 防食性を有する無溶剤型エポキシ樹脂モルタルを使用しており、コンクリート構造物の腐食・劣化対策に効果を発揮します。 目的に応じて止水や防食のほか、ガラスクロスまたは炭素繊維を組み合わせることにより補強ライニングも可能です。
クリスタル技術工法の適用範囲
管種 | コンクリート製の下水道関連施設 |
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施工 | 湿潤面(水分量 10%以上、水位 30cmなど)に対応可能 |
防食 | 「C種」「D種」など |
品質管理・施工プロセス
前処理 | 腐食・侵入水などあれば、ハツリや止水工など適切に処置しておきます。 |
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施工 | ■断面調整 塗付断面を調整・清掃した後、補修形状に合わせて養生を行います。 ■ライニング ライニング材をコテ等で塗付け、仕上げを行います。 ■後処理 硬化・仕上厚を確認。人孔更生であればステップの取付を実施します。 |
下水道施設の長寿命化対策
老朽化が進んだ地下構造物を新たに造り直すことは、条件により困難な場合があります。
既設施設を生かして安全に利用していくためには、潜入可能な範囲から強化する方法が最適です。
クリスタル技術(ライニング)工法は用途に合わせて「防食」「止水」「補強」「耐震」など幅広く選択できます。
下水道施設のあらゆる環境下において効果を発揮します。