沿革・歴史Histry

事業の始まり

「管更生工事」と「近隣家屋調査」

当社を代表するこの2つの事業、一見すると全くの異業種のように感じられるかもしれませんが、実はどちらも「公共下水道」をルーツとして誕生しました。

昔は下水道管を布設・整備していく際の事故やトラブルが多く、工事がスムーズに進められないようなケースも度々発生していました。 このような問題の対策として、工事前後の状況を把握する「近隣家屋調査」が開発され、下水道事業の推進に大きく貢献しました。

下水道の普及率が向上してくると、今度は都市部を中心にその管理方法について関心が高まり、老朽管をどのように更新していくのかという課題が出てきました。 そこで従来型の開削工法とは別の手段として、安全で利便性に優れた非開削(地面を掘らない)補修技術「管更生工事」が開発・導入されました。

ケンセイは下水道の整備・普及から始まり、現在の改築・更新に至るまで、時代の流れをつかみながら堅実に事業を営んできました。

沿革・歴史

・1957年(昭和32年)

(株)建成社を創業・設立。

・1970年(昭和45年)

大阪営業所を茨木市に設置。

・1975年(昭和50年)

樹脂ライニング(タックス工法等)を導入。

近隣家屋調査(事業損失)を開発・導入。

近隣家屋調査

・1981年(昭和56年)

大阪営業所を東淀川区に移転、名称を大阪支店に変更。

・1983年(昭和58年)

(株)建成社の大阪本社を設立。

代表者取締役に今中健司が就任。

・1988年(昭和63年)

商号を(株)ケンセイに変更。

・1989年(平成元年)

北大阪支店を池田市に設置。

・1990年(平成2年)

堺支店を堺市に設置。

TVカメラ調査、パッカー工法(MS止水)を導入。

EX工法(全面更生)をメーカーと共同開発・導入。

EX・ダンビー工法

・1991年(平成3年)

資本金を4,100万円まで増資。

・1994年(平成6年)

EPR工法(部分補修)を導入。

・1997年(平成9年)

オールライナー工法(全面更生)を導入。

オールライナー工法

・2000年(平成12年)

神戸支店を神戸市に設置。

・2002年(平成14年)

東部大阪支店を東大阪市に設置。

・2003年(平成15年)

東京営業所を東京都に設置。

東部大阪支店を大東市に移転。

クリスタルライニング工法(塗布型補修)を導入。

クリスタル技術工法

・2004年(平成16年)

ISO9001(BSI)を認証取得。

・2006年(平成18年)

CPSシステム工法(部分補修)を開発・導入。

日本下水道新技術機構の審査証明を取得。

CPSシステム工法

・2011年(平成23年)

工損仕様の改定に伴いデジタル対応(改ざん防止)を本格導入。

耐震一発くん工法(接続部耐震化)を導入。

耐震一発くん工法

・2012年(平成24年)

本社を同区内(現住所)に移転。

北大阪支店を伊丹市に新築移転、名称を伊丹支店に変更。

・2013年(平成25年)

東京営業所を川崎市に移転、名称を神奈川営業所に変更。

・2015年(平成27年)

神戸支店を閉鎖。

・2017年(平成29年)

完全週休二日制を導入。

・2018年(平成30年)

東部大阪支店を東大阪市に新築移転、名称を東大阪支店に変更。

・2020年(令和2年)

代表取締役に今中康生が就任。

令和6年7月より第43期目を迎えております。